「早く専門家に頼めばよかった」という話

財前法律事務所の弁護士の財前です。

今回は、私が経験した、こんなこともあるのだなという話をします。


少し前のことです。

昔の傷跡の皮膚がグスグスになり、痛くなってしまいました。

お医者様に診てもらう程でもないと思い、市販の強めの薬を塗って対処していました。

しかし、いくら塗り続けても良くなりません。

むしろ腫れ上がって悪化している気すらします。

我慢できない程ではないのですが、毎日痛くて、小さいけれど強いストレスになっていました。


数か月後、これくらいで病院に行くのも何か気が引けるな・・・と思いつつ、我慢できず、思い切って皮膚科を受診しました。

一通り診察していただき、薬も処方していただき、問診票に私が何気なく書いた「○○という薬を塗っているが良くならない」という記載を見て、先生が一言。

「○○系はダメですよ。かえって悪くなります。」


・・・・・・・・・・・・えっ!?


その○○系というのは強い薬として市販されているものなのですが、今回の私の症状ではかえって悪化するのだそうです。

強い薬を塗り続けているのに「悪化している気すらする」じゃなくて、本当に悪化させていたのでした。


先生に処方された薬を塗るようになったところ、みるみる症状は落ちついていきました。

こんなことなら、さっさと皮ふ科を受診すべきだった・・・


普段、私は、自分が関わる法律の分野に関しては、色々な人に事あるごとに「早く適切な専門家に相談して。その方が解決が早い。」と言い続けています。

「弁護士に頼む程じゃないから」とか「弁護士に頼むとややこしくなる」という思い込みで他のところへ相談へ行き、かえって長引いてしまったという事例に接することもあります。

しかし、そんな自分が、皮膚の傷に関しては、専門家へ相談せず素人知識で誤った対処をし続けた結果、どんどん悪化させていたのでした。


何事も、早く専門家に依頼すべきだな、という話でした。



財前法律事務所

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